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紫風

 「足し算を繰り返すような確かな足取りでこの国がよみがえってくれればいいけれど、残念ながら、コトはそう簡単に進みそうにない」。これは重松清『希望の地図 3・11から始まる物語』(2015年2月、幻冬舎)の一節だ。東日本大震災から丸4年。復興、復興と叫ばれて久しい
▼自然災害に対しては、「復旧」ではなく「復興」という言葉が使われる。単に「プラスマイナスゼロ」を目指すのではなく、ひたむきに「プラス」を積み重ねようという気概からだろうか。ただ、「復興」という言葉がそれだけ前向きなものであるがゆえに、スローガンとして掲げられただけで「プラス」へ動いたかのように錯覚してしまう風潮はないか
▼実のない言葉は無用だ。しかし努力した分がそっくりそのまま「足し算」される世の中でもない。「プラス0・1」でもいい。わずかな「プラス」を積み重ね、いつか「プラスマイナスゼロ」を超えた正の状態にたどり着きたい。【杉山早紀】
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